女将
男女雇用機会均等法が制定されて30年。いやはや、30年前には肉食女子だの草食男子だの、そんな言葉が世の中を闊歩する時代が来るなんて誰が想像できたでしょう?
そして平成の現在、次に目指すは『女性活躍』がキーワード。その為に管理職を目指す女性社員へのリーダーシップ研修やスキルアップ研修は当然だけど、それよりも重要なのは、女性社員を束ねる現管理職の男性社員の意識改革・・・。
男性社員、管理職のみなさまには申し訳ないが、女性社員というより女性の扱い方のピントが少々ずれている方いらっしゃる様に思うのよね。
そもそも、男性と女性は同じ事を体験しても、感じ方も見方も違う。
左脳、右脳って言われるやつね。男脳、女脳っていうか。
男は理屈っぽく、女は感受性高い言葉を発したがる。
男性は結果報告だけあればいいけれど、女性は物事の経緯から話したいのよね。
女性に何か意見を求めた時、長々と途中経過を聞かされて、なかなか結論に至らずにイライラした経験がある男性も多いのではないかしら?
でも、それが女性にとっては心地いい話の仕方。物事のプロセスが大切だと考えるから、経緯をちゃんと話したい。・・・面倒だな、と思われるかもしれないけど、時間を区切ってでも話を聞くことが出来ればポイント高めの上司、同僚になれる・・かも(笑)
意識は変えようと思わないと変わらないし、でも意識が変われば見方も変わってきて、
それまで関心を寄せなかったことも目に入って来るようになるはず。
そうすれば自分の引き出しは増え、相手の懐にも入りやすくなる。
広く浅くの興味で結構。
コミュニケーションを取るきっかけをたくさん持っている人は、いろんな場面で強いわよ。
男性が、女性が、ということよりも。
それぞれが職場で、家庭で、社会で、それぞれの場面でそれぞれの持ち味で活躍出来るようにするためには、理解と尊重と責任。
コミュニケーションを取って、話をして、理解していく。
その、一歩一歩だよね、すべてが。
じゃあ、今日はこれで看板