【無料セミナーご案内】1/28(火)組織へのコミットメントを高めるアンコンシャス・バイアス研修  ~ 要点と実例のご紹介 ~

【無料セミナーご案内】2025/1/28(火)組織へのコミットメントを高めるアンコンシャス・バイアス研修  ~ 要点と実例のご紹介 ~

無料セミナー 概要

  • タイトル| 組織へのコミットメントを高めるアンコンシャス・バイアス研修
          ~ 要点と実例のご紹介 ~
  • 開催日時| 2025年1月28日 (火) 18:00 ~ 18:40(17:45~入室可能)
  • 参加費 | 無料
  • 視聴方法| Zoomオンライン配信
  • 申込方法| 下記セミナー詳細またはお申込みボタンから参加予約をお願いいたします

ご予約は、セミナー詳細画面の下部に表示されるボタン「チケットを申し込む」から必要事項を入力ください。送られてきたメールから、当日の「イベント参加」が可能です。

内容・特徴・得られる学び

現在、多様性、公平性と包摂(DE&I)が企業の競争力を左右する重要なテーマとなっています。その中でも「アンコンシャス・バイアス(無意識の偏見)」は、組織内のコミュニケーションや意思決定に潜む障害となり得ます。このバイアスは、世代間ギャップやジェンダー、文化的背景の違いが存在する職場では特に顕著であり、従業員のエンゲージメントやコンプライアンス体制の強化に大きな影響を及ぼします。

2024年、弊社が実施した「アンコンシャス・バイアス研修」では、多くの企業様から高評価をいただき、参加者の満足度も非常に高い結果を得ました。特に管理者層向け研修や組織力強化をテーマにしている企業様に対して大変好評でした。従業員の定着率や働きがいの向上がテーマになる中で、組織変革のきっかけになるものとしてとらえられていたようです。

本セミナーでは、アンコンシャス・バイアスの基本概念を学びつつ、組織の中で実際にどのように解決策を導入できるか、また研修の実例をご紹介いたします。

ぜひこの機会にご参加いただき、職場環境の改善や新たな組織文化の構築に向けたヒントをお持ち帰りください。

■レジュメ
1.アンコンシャス・バイアスとは
  - 概念とその重要性
  - 職場における影響
2.2024年の研修から学ぶトレンドと成果
  - 高評価を得た研修内容
  - 参加者の声と満足度の分析
3.研修導入のステップと応用例

このような方におすすめ

・企業の社員定着に課題を感じている方
・停滞する組織を変えていきたいと考えている方
・組織のダイバーシティ推進を強化したい方
・コンプライアンス意識の向上を目指している方
・人事、研修企画、現場リーダなど、組織変革のけん引者

講師プロフィール

経営改善や投資ファンド系のコンサルティング会社を経て、2013年6月に株式会社こころみを設立。「コミュニケーション」と「高齢者・医療・介護系マーケティング」の専門家として数々のセミナー出演や執筆活動の他、大学院との共同研究や介護ロボットのAIによる会話エンジンの開発支援などにも携わっている。2022年、事業承継により㈱ヒューマンエナジー代表取締役に就任、経験を活かし講師としても精力的に活動中。

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【コラム】無意識の偏見を克服し、公平な職場を! アンコンシャス・バイアス 研修の効果とは

アンコンシャス・バイアス 研修

あなたの職場では、こんなことが起きていませんか?

  • 会議で特定の意見ばかりが通る
  • 採用面接で「なんとなく」印象の良い人を選んでしまう
  • チーム内でのコミュニケーションがぎこちない

これらの背後に、「 アンコンシャス・バイアス (無意識の偏見)」が潜んでいるかもしれません。現代の職場では、多様性が進み、新たなアイデアや価値観がもたらされています。イノベーションの可能性を秘めた環境が整いつつある一方で、私たち自身が無意識に抱く偏見が、意思決定やコミュニケーションの障害となるケースが増えています。
しかし、これは誰もが持つ自然な心の働きです。だからこそ、その存在を認識し、向き合うことが大切です。偏見に気づき、乗り越えることで、多様性を活かした職場づくりが可能になり、信頼関係や生産性が劇的に向上するのです。
本コラムでは、 アンコンシャス・バイアス の正体や職場への影響を紐解きながら、それにどう対処し、組織を次のステージへ進化させるかを解説します。この機会に、無意識の偏見を理解し、職場にプラスの変革をもたらす一歩を踏み出してみませんか?


無意識の偏見( アンコンシャス・バイアス )とは、自分が気づかないうちに特定の人やグループに対して抱いてしまう固定観念や判断のことです。これらは、私たちの迅速な意思決定を支える一方で、不公平や誤解を生む原因にもなります。
例:初対面の相手を見ただけで「この人は話しやすそう」「能力が高そう」といった印象を持つことがありますが、それが実際の能力や性格を正確に反映しているとは限りません。


無意識の偏見は、脳が効率的に情報を処理するためのメカニズムによって生じます。以下はその代表的な仕組みです。

(1)ヒューリスティック(直感的判断)
脳は、迅速に結論を出すために、過去の経験やパターンに頼ります。これにより効率的な判断が可能になりますが、時に誤りを引き起こします。
例:「スーツを着ている人=信頼できる」という判断を無意識に行う。

(2)カテゴリー化
脳は情報を整理しやすくするため、物事をカテゴリー(グループ)に分けます。この分類がステレオタイプや偏見の元になります。
例:「若い人=経験が少ない」といった一般化。

(3)感情と記憶
過去の経験や感情が強い印象を残し、それが次の判断に影響します。特定の属性に対してポジティブまたはネガティブなイメージを持つことがあります。
例:以前に話しやすいリーダーが男性だったため、「リーダーは男性が適任」と考える。


無意識の偏見は、私たちが育った環境や社会的影響によって形成されます。以下のような要因が関わっています

(1)社会的学習
子どもの頃から、家族や学校、メディアを通じて「こうあるべき」という固定観念を吸収します。
例:テレビや映画で「男性はリーダー」「女性はサポート役」といった役割分担が描かれる場面を多く目にする。

(2)文化的影響
文化や地域の価値観が偏見を作り出します。たとえば、性別や年齢に関する固定観念は文化によって異なります。
例:年長者を重んじる文化では、若い人の意見が軽視されがち。

(3)個人的経験
個人の過去の経験が、特定のグループや人に対する偏見を生むことがあります。
例:苦手な同僚が特定の大学出身だった場合、その大学の出身者全体にネガティブな印象を持つ。


無意識の偏見が行動や意思決定に影響を与えると、職場や日常生活で次のような問題が発生します

(1)職場での不公平
採用、昇進、評価において、特定のグループが不利になる。
例:女性や外国籍の候補者が「重要なポジションには向かない」と判断される。

(2)多様性の損失
偏見によって特定の意見や人材が排除されると、多様性が損なわれ、組織の成長に悪影響を与える。

(3)信頼関係の崩壊
偏見が他者とのコミュニケーションや信頼に悪影響を及ぼす。
例:無意識に一部の人の意見を軽視し、職場の人間関係がギクシャクする。

無意識の偏見( アンコンシャス・バイアス )は、多様性(Diversity)、公平性(Equity)、包摂性(Inclusion:DEI)を推進する上で大きな障害となることがあります。たとえば、採用や評価の場面で、無意識に自分と似た価値観や背景を持つ人を好む「類似性バイアス」が働くと、多様な視点や経験を持つ人材が採用されにくくなります。また、昇進や責任のある業務の配分において、性別や年齢に基づく固定観念が影響すると、公平な機会が損なわれる可能性があります。さらに、チーム内のコミュニケーションで特定の属性を持つメンバーの意見が軽視されることで、包摂性が欠如し、心理的安全性が低下することもあります。こうした影響が積み重なると、信頼関係や生産性にも悪影響を及ぼします。

(1)採用プロセスへの影響
履歴書に記載された名前や出身地、第一印象などが無意識に判断を左右することで、応募者が不公平に扱われるリスクがあります。たとえば、名前だけで性別や国籍を推測し、「このポジションには合わない」と決めつけてしまうことがあります。また、「スーツを着ている=信頼できる」といった先入観も、不必要に候補者を過小評価または過大評価する原因となります。

(2)評価・昇進への影響
評価の際、ホーン効果やハロー効果が働き、一部の特徴が他の評価項目に不当に影響を与えることがあります。ホーン効果ではネガティブな特徴(例:服装がだらしない)に引きずられ、その他の能力まで低く評価してしまうことがあり、逆にハロー効果ではポジティブな特徴(例:話が上手い)を過大視し、実績やスキル以上に高く評価してしまうケースがあります。これにより、公平性が損なわれるだけでなく、能力のある人材が不当に機会を奪われることもあります。

(3)チームの協力関係への影響
チーム内で無意識の偏見が働くと、役割の固定化や意見の軽視、心理的安全性の低下が発生します。たとえば、「若手社員はまだ経験が浅いから」と決めつけて重要なプロジェクトに参加させない、「女性メンバーは細かい作業が得意」と思い込んで雑務を押し付けるといった行動が、その人の能力を正当に評価しないだけでなく、チーム全体の連携や士気にも悪影響を与える可能性があります。

人材育成担当者が アンコンシャス・バイアス に向き合うためには、個人レベルだけでなく、職場全体に働きかける仕組みを構築することが重要です。偏見の影響を減らし、多様性と公平性を高める職場環境を作るための具体的な方法をご紹介します。

(1)フィードバック文化を醸成する
偏見に気づくには、第三者の視点が不可欠です。人材育成担当者として、職場でのフィードバック文化を育てましょう。
具体的な取り組み:
・360度フィードバックを導入し、上司、同僚、部下からの意見を収集する仕組みを作る。
・フィードバックの際、偏見に基づく行動に対する気づきを促す質問を含める。
・フィードバックを受けやすい心理的安全性を職場に築くため、研修やワークショップを通じて「正しい伝え方・受け止め方」を指導する。

(2)バイアスを見直す仕組みを導入する
個人の努力だけではなく、組織としての仕組みを見直すことも重要です。
・採用時の仕組み
面接官の評価がバイアスに左右されないよう、評価基準を明文化し、スキルや成果など客観的な指標に基づいた採用を行う。履歴書に名前や年齢、性別を記載しない「ブラインド採用」を試験的に導入する。
・評価プロセスの透明化
昇進や報酬の評価基準を見直し、「偏見が入り込む余地」がないよう基準を明確にする。評価には複数の視点を取り入れ、バイアスを軽減する。

(1)組織全体の意識改革を促す
人材育成担当者として、偏見に対する意識を職場全体で高める取り組みを推進しましょう。
【多様性を可視化】
職場の多様性指標(性別比率、役職における多様性など)を公開し、多様性向上の目標を明確化します。
【全員参加型のワークショップ】
定期的に、職場のメンバー全員が参加できるワークショップを開催します。
テーマ例:「多様性を活かすリーダーシップ」「無意識の偏見が及ぼす影響を考える」。
【ロールモデルの活用】
偏見に向き合い、多様性を活かす行動を実践するリーダーを可視化し、社員が具体的な行動をイメージできるようにします。

(2) 社員が日常的に実践できるツールを提供する
【簡易チェックリスト】
日常の判断や行動を見直すためのチェックリストを全社員に共有し、意思決定の際に活用してもらいます。
例えば、
・この判断は、データや事実に基づいているか?
・相手の性別や年齢、外見に影響されていないか?
・同じ能力の人を公平に評価しているか?
・特定のグループに対して「〇〇は向いていない」と決めつけていないか?
・自分の価値観や好みに合った人ばかりを優遇していないか?
これらのチェックを通じて、バイアスが入り込んでいないかを意識的に確認できます。

【ミニアンケート】
会議やプロジェクト後に「全員の意見が公平に反映されたか?」などを確認する簡単なアンケートを実施し、意識的な振り返りを習慣化します。

(3) バイアス軽減のためのサポートを提供する
【サポート窓口の設置】
偏見に基づく行動や発言について悩みがある社員が気軽に相談できる窓口を設けます。

【メンタリングプログラム】
異なる背景や価値観を持つメンター・メンティーのペアを作り、偏見を乗り越える学びの場を提供します。

業務の中でバイアスへの対策を進めるためには、まず従業員が アンコンシャス・バイアス の存在に気づくことが欠かせません。その第一歩として、研修は非常に効果的です。当社の研修では、基礎知識の習得から、個人・チーム・組織全体での取り組みまで、段階的に学べるプログラムを提供しています。その構成を以下に具体的に紹介します。

(1) アンコンシャス・バイアス とは
研修の第一ステップでは、 アンコンシャス・バイアス の意味や特徴を明らかにし、その利点と欠点を丁寧に解説します。偏見自体が必ずしも悪いものではなく、生存本能や効率的な判断に役立つ側面もある一方で、職場では不公平感を生むリスクがあることを理解することができます。

(2)さまざまな アンコンシャス・バイアス のパターン
次に、多様なバイアスの具体例を挙げ、自分自身がどのような偏見を持っているのかを明らかにしていきます。参加者が「自分も偏見を持っている」という事実に気づくことは、行動を変えるための第一歩です。例えば、「ステレオタイプ」や「確証バイアス」など、日常の中で発生しやすいバイアスを具体的な事例を用いて解説します。

(3) アンコンシャス・バイアス への対処
研修の後半では、偏見を矯正するための具体的な方法論を学びます。このセクションは、実践的であることが特徴です。たとえば、以下のような場面ごとに適切な対処法を身につけます。

  • 部下・後輩に対するバイアス: フィードバックや人事評価で偏見を減らす方法。
  • 上司に対するバイアス: 先入観を排除して適切な信頼関係を築く方法。
  • チームでの取り組み: 多様性を活かす議論や意思決定の仕方を考える。
  • お客様に対するバイアス: 公平な接客や対応を実現するための実践例。

このような構成により、参加者は「自分の偏見に気づき、理解し、行動を変える」プロセスを体系的に学ぶことができます。また、研修の中ではロールプレイやケーススタディも活用し、現場で役立つスキルを習得します。

受講生には、研修内容を職場で積極的に共有することを推奨しています。具体的には、研修後に自身が設定した行動目標をチームメンバーに共有し、チーム全体でその進捗をサポートする仕組みを作ることを目指します。たとえば、「○○バイアスに気を付ける」という目標を立てた場合、実際の会話や行動の中でそのバイアスが表れた際に、メンバーからフィードバックを受けられる環境を構築することが重要です。このような取り組みが上司と部下の間でも実践されれば、信頼関係が深まり、意見を率直に言いやすい風通しの良い組織づくりにつながります。

アンコンシャス・バイアス を実際にどのように意識し、対処するのかを例を挙げて考えてみましょう。たとえば、「高齢者はITが苦手だ」という認識が挙げられます。この先入観は統計的には一理あるかもしれません。新しいツールを説明しても「難しい」と感じる方が一定数いることは事実です。しかし、このような認識を個々人に当てはめるのは問題です。具体的には、新しく入社したAさんが68歳だった場合、「AさんはITが苦手だろう」と決めつけるのではなく、「Aさん、ITに関してどのようなご経験がありますか?」と具体的に確認する姿勢が求められます。このアプローチにより、個々人の能力や特性を正しく理解することが可能になります。
アンコンシャス・バイアス は誰にでも存在するものですが、自分の偏見に気づき、正しいコミュニケーションを取ることで、組織全体がより公正で協力的な環境へと進化していきます。

現代の職場で重視される多様性の推進には、無意識の偏見( アンコンシャス・バイアス )への対応が不可欠です。無意識の偏見とは、気づかないうちに特定の人やグループに対して固定観念を持つことで、採用や評価、コミュニケーションにおいて不公平を生じさせる原因となります。偏見は脳の効率的な情報処理の副産物として形成され、社会的学習や文化的影響、個人的経験により強化されます。この偏見が職場に及ぼす影響は大きく、多様性、公平性、包摂性(DEI)の実現を妨げる要因となるほか、信頼関係や生産性の低下を引き起こします。まず一人ひとりの「これもそうなの?」という気づきが偏見の改善への第一歩です。日々の意思決定や行動の中にどのようなバイアスが潜んでいるかに気づき、それを見直し、排除していくことが、多様性を活かした組織づくりへの土台となります。無意識の偏見を認識し向き合うことで、偏見を軽減し、多様性を活かした創造的で公正な職場環境を築くことが可能です。具体的には、バイアスを軽減する仕組みの導入や全従業員向けの研修、意識改革の推進が有効です。これにより、個々の能力を最大限発揮できる環境が整い、組織全体の成長や持続的な発展が期待されます。

ヒューマンエナジーの「カスタマイズ研修」では、お客様が抱えている課題をお聞きし、目的や組織や人物像を理解して解決案を提示し、個別に研修を組み立てます。カスタマイズ研修には4つの特徴があります。「ビジョン反映型」「社会の変化に対応」「ワークショップ中心」「ゴールまで支援」の4つです。今回の内容では特に「社会の変化への対応」に関連しています。現代の社会は、多様性、公平性、包摂性(DEI)がますます重視される方向に進んでおり、企業や組織にもその変化への適応が求められています。無意識の偏見( アンコンシャス・バイアス )は、特に多様化が進む職場環境において、意思決定やコミュニケーションに影響を及ぼす重要な要因です。この偏見に気づき、向き合うことで、従業員の多様な背景や価値観を尊重する姿勢が育まれ、柔軟で創造的な組織文化を築くことが可能になります。当社の「 アンコンシャス・バイアス 研修」は、多くの企業様からご好評をいただいており、最近ではご依頼が増加しています。特に、職場の多様性を活かす具体的な取り組みとして研修を導入した企業では、コミュニケーションの質が向上し、業務効率の改善にもつながるとのお声をいただいています。さらに、 アンコンシャス・バイアス 研修は、偏見を減らすだけにとどまらず、個人やチームがより良い意思決定を行い、社会の多様性や公平性に対応する能力を高める貴重なきっかけとなります。このような取り組みは、企業が様々な社会の変化に対応するための基盤を強化するものといえるでしょう。当社では、お客様のニーズに応じた柔軟な研修プログラムをご用意しています。企業の個別の課題を丁寧にお伺いし、それぞれに最適な研修やソリューションをご提案いたします。ぜひお気軽にお問い合わせください。

お客さまの目指す組織・求める人材像を把握した上で、経営ビジョンに沿った研修を実施します。

お客さまのお悩みを伺いながら、VUCA時代に激化する市場競争に対応できる人材と組織を開発します。

受講生同士のコミュニケーションを大切にしながら、互いの考えや気づきを共有することで相互理解を促します。

研修後も伴走し、目指す組織・求める人材像に向き合い続けます。


今回ご紹介した研修の振り返り・評価のサポートや、お客様の課題やご要望に応じて年単位・半年単位での組織変革・人材改革も支援いたします。
企業研修のことならヒューマンエナジーにお気軽にお問い合わせください。

株式会社ヒューマンエナジー
愛知県名古屋市中村区名駅2丁目36番2号 協和ビル604

052-541-5650
お急ぎの方はお電話ください(平日9:00~18:00)

企業研修 研修講師 ヒューマンエナジー堀里恵

株式会社ヒューマンエナジー
人材育成トレーナー、キャリアコンサルタント
堀 里恵(ほり りえ)


【資格】国家資格キャリアコンサルタント、両立支援コーディネーター基礎研修修了

1,000人以上の学生指導経験。就職活動対策講座を通して自信を持って活躍できるキャリアパスを醸成します。エンゲージメント向上研修では目指す組織・求める人材像をヒアリング。お客様と共にプランを作成します。

本ブログの著作権は執筆担当者名の表示の有無にかかわらず当社に帰属しております。

【セミナー動画】AIキャリア研修のご紹介  ~AI時代におけるキャリア像を考える~

【セミナー動画】AIキャリア研修のご紹介  ~AI時代におけるキャリア像を考える~

概要

  • タイトル |AIキャリア研修のご紹介
          ~AI時代におけるキャリア像を考える~
  • コンテンツ|
    1.AI時代の到来
    2.AI時代の到来によるキャリア環境の変化と影響
    3.組織はどのように対処すべきか
    4.研修内容のご紹介、および参加者の声から見る研修効果と実践例

セミナー動画(約30分)

内容・特徴・得られる学び

AI技術の進化は、これまでの働き方やキャリア形成に劇的な変革をもたらしています。従来型の仕事が減少する一方、新しい仕事が生まれています。また、これまで想像もできなかったような働き方やキャリアの可能性が広がりつつあります。この変化の中で、特に組織で働く個人においては、自分が何をどう学習し、キャリアを形成すればよいのか、悩んでいるケースも多く見受けられます。組織においては、そうした個人に対してどのようなキャリアを提示し、教育・育成をどのように計画すればよいのか難しいという声も聞きます。こうした課題に対し、解決のヒントをお届けします。

本セミナーでは、まず「AI時代の到来」が私たちにどのような影響を与えているのか、社会的背景や最新の動向をもとに分かりやすく解説します。特に、第3次AIブームの流れを振り返りつつ、AIが職場やキャリアにどのような変化をもたらしているかを考察します。その後、具体的なキャリア形成の課題として、「なくなる仕事」「新しく生まれる仕事」、そして「これからも残る仕事」の違いを整理します。このような変化に直面している中、働き方や求められる能力がどのように進化しているのかについても詳しく解説します。

さらに、弊社が提供する「AIキャリア研修」の内容についても詳しくご紹介します。この研修は、AI時代において求められるスキルと考え方を学び、具体的なキャリア形成のステップを身につけることを目的としています。研修の特徴としては、AI技術に対応するための具体的な行動計画を策定するワークや、実際のキャリア構築の成功事例を交えた実践的なプログラムが含まれています。また、実際に研修を受講した方々からの声や、学びをどのように職場で活かしているのかといった実践例も紹介する予定です。

本セミナーにご参加いただくことで、以下の知識が得られます
・組織としての対策や支援方法
・AI技術がキャリア形成に及ぼす具体的な影響
・AI時代に求められる新しいスキルと働き方
・自分自身や社員のキャリア形成を考えるための視点

このような方におすすめ

  • 社員のキャリア形成をサポートしたいと考える人事担当者様
  • 働き方改革やAIの活用を推進する立場にある管理職の方
  • AI時代に適応するための学びや取り組みを模索している方

講師プロフィール

経営改善や投資ファンド系のコンサルティング会社を経て、2013年6月に株式会社こころみを設立。「コミュニケーション」と「高齢者・医療・介護系マーケティング」の専門家として数々のセミナー出演や執筆活動の他、大学院との共同研究や介護ロボットのAIによる会話エンジンの開発支援などにも携わっている。2022年、事業承継により㈱ヒューマンエナジー代表取締役に就任、経験を活かし講師としても精力的に活動中。


【コラム】変化の時代を生き抜く!従業員の キャリア形成 の支援

キャリア形成 の支援

キャリア形成

人材育成担当者にとって、従業員一人ひとりの キャリア形成 をどう支えるかは重要なテーマです。しかし、「どこから手をつけるべきか」「どのような支援が効果的なのか」を迷われている方も多いのではないでしょうか。
たとえば、こんな悩みをお持ちではありませんか?

  • 従業員がキャリアについて主体的に考えていないように見える
  • キャリア形成支援をしているが、成果や効果が見えづらい
  • 従業員一人ひとりの多様なニーズにどう対応すれば良いか分からない

私たちは、 キャリア形成 を「仕事を通じて従業員の人生を豊かにするプロセス」として捉えています。 キャリア形成 の支援は、従業員個々の成長を促進するだけでなく、組織全体の活力向上にもつながるものです。本コラムでは、 キャリア形成 の基本的な考え方から具体的な支援方法まで、人材育成担当者が現場で活用できる視点をご紹介します。

キャリア形成 とは、一人ひとりが自分の職業人生を主体的に設計し、目標に向かって継続的にスキルや経験を積み上げていくプロセスを指します。 キャリア形成 というと、社内での出世ルートや昇進の説明と捉えられることもありますが、それだけではありません。 キャリア形成 とは、従業員の価値観やライフスタイルを反映した“生き方全体”を形作ることなのです。

プロティアンキャリアとの関係性
キャリア形成 を考えるうえで鍵となるのが『プロティアンキャリア』という概念です。経済学者ダグラス・ホールによって提唱された概念で、個人が自分の価値観や目標に基づき、柔軟にキャリアを形成していくことを重視します。「プロティアン(Protean)」とは、ギリシャ神話に登場する神プロテウスに由来し、状況に応じて変幻自在に形を変える性質を意味します。この考え方は、変化の激しい現代社会において、柔軟性を持ちつつ自分らしいキャリアを築くための重要な指針となります。

プロティアンキャリアの視点から見ると、 キャリア形成 には次の3つの要素が欠かせません。
主体性:従業員自身がキャリアの主導権を持ち、自分の未来をデザインする力を引き出す。
柔軟性:変化の激しい社会に対応できる力を育む。
価値観の重視:変化の激しい社会に対応できる力を育む。

キャリア形成 を主体的に進めることは、仕事だけでなく、家庭や地域社会など多様な場面における自己実現を支える基盤にもなります。そのため、個人の意識や行動だけでなく、企業が支援の仕組みを整えることも重要です。

現代社会において キャリア形成 がこれまで以上に注目される背景には、以下のような変化があります。

従来の「終身雇用」や「年功序列」に基づく働き方が減少し、転職やジョブ型雇用が一般化する中で、個人が自らキャリアを築く必要性が増しています。企業が用意したキャリアパスに従うのではなく、働き手自身が目標を設定し、学び続けることが求められています。

平均寿命の延びにより、働く期間がこれまでよりも長くなっています。キャリアの途中で再教育や方向転換を行うことが一般的になり、複数の職業を経験する「マルチキャリア」の時代へと移行しています。これにより、キャリア形成が「若い時期だけの課題」ではなく、生涯を通じて取り組むべきテーマとなっています。

テクノロジーの進化やグローバル化が進む中、従来の職業や働き方が消滅・変容し、新たなスキルや適応力が必要になっています。また、リモートワークや副業の普及により、「多様な働き方」に対応するキャリア設計が重要となっています。

「お金を稼ぐためだけの仕事」から「自分らしい生き方の実現手段」としてのキャリアへの意識が高まっています。働く人々は、自己実現やワークライフバランス、社会貢献といった価値観に基づいたキャリアを追求するようになっています。

キャリア形成 の目的は、従業員が自分らしい生き方を実現するために、以下を支援することです。

キャリア形成 は、自分自身の価値観や目標に基づき「なりたい自分」に近づくための手段です。仕事を通じて自己の強みを活かし、成長を実感することで、人生全体の充実度を高めることができます。

変化の激しい社会で長く活躍するためには、時代に合わせてスキルや知識をアップデートし続けることが必要です。 キャリア形成 は、こうした「環境変化に適応する力」を培うプロセスでもあります。

キャリア形成 を通じてスキルや経験を積むことは、自身の市場価値を高め、安定した収入や働く場所を得ることに繋がります。また、自分に合った働き方を追求することで、仕事からのストレスを軽減し、心身の健康を保つ助けとなります。

個々の キャリア形成 が進むことで、多様な人材が育成され、企業や地域社会、さらには社会全体の競争力や持続可能性を高めることができます。個人の成長と社会の発展は相互に影響し合う関係にあります。

キャリア形成 はもはや全ての働く人々にとって重要なテーマです。個人が自己実現を追求する中で、社会や企業との相互関係を築き、より良い未来を創造することが、 キャリア形成 の究極の目的と言えるのではないでしょうか。

現代の企業は、従業員一人ひとりの キャリア形成 を支援することが重要な課題となっています。従業員が成長を実感し、仕事へのモチベーションを高めることで、企業全体の成果向上にも繋がります。企業が従業員のキャリア形成を支援する際に意識すべきポイントをお伝えします。

企業が キャリア形成 を支援する第一歩は、従業員が自身の価値観や強み、キャリア目標を明確にできる場を提供することです。それをサポートすることが キャリア形成 の基盤となります。自分の方向性を把握することが成長と成果に繋がります。
具体的な取り組み例
・ワークショップ形式で目標や価値観を整理する機会を提供する
・自己診断ツールを活用して自己理解を促す
・キャリアコンサルティングや定期的なキャリア面談を実施する

従業員が将来の成長イメージを描けるよう、職務や昇進の道筋を明確にすることが重要です。選択肢があることで、従業員は自分に合ったキャリアを主体的に考えるきっかけを得られます。ただし、選択肢は固定化せず、柔軟性を持たせることが重要です。
具体的な取り組み例
・昇進、異動、専門職への道など、複数のキャリアパスを設ける
・ロールモデルとなる従業員や上司のキャリア事例を共有し、参考にできるようにする

従業員がスキルアップを図れる環境を整えることは、 キャリア形成 を支援する上で非常に重要です。従業員が成長を実感できる環境は、モチベーションの維持に欠かせない要素となります。また、スキルアップや新たな業務への挑戦を支援することで、長期的な人材育成が可能になります。
具体的な取り組み例
・社内外の研修やセミナーを充実させる。
・業務を通じたOJT(オン・ザ・ジョブ・トレーニング)を積極的に設計する
・ジョブローテーションや社内公募制度を導入する

キャリア形成 は一度の支援で完結するものではなく、継続的なフォローが欠かせません。従業員の成長や変化に応じて支援内容を見直し、柔軟に対応することが求められます。その上で、適切なサポートを提供することが重要です。結果として、従業員が組織の中で「成長している」と実感でき、モチベーションの向上や離職率の低下につながることが期待されます。
具体的な取り組み例
・上司との定期的な1on1ミーティングを実施する
・フィードバックを基にキャリアプランの見直しを促す
・人材育成担当者はキャリア支援プログラムの効果を定期的に測定し、必要に応じて改善する

従業員が主体的に キャリア形成 を進められるよう支援することは、企業にとって重要な取り組みとなっています。このような背景の中、『グッドキャリア企業アワード』は、厚生労働省が主催する表彰制度として、模範的なキャリア支援を行う企業を選定し、広く社会にその事例を発信しています。以下では、受賞企業の中から成功事例をいくつかご紹介し、その取り組み内容について解説します。

1.住友生命保険相互会社
「人財共育」の理念のもと、多彩な制度や専任チームによる理念浸透・取組推進活動等により、入社から定年まで切れ目なく全社的にキャリア支援・開発を推進
・経営戦略をもとに「人財共育(共に学び育つ」に取り組むことを社長自らが発信し、理念浸透、取組推進専任チーム「エバンジェリストチーム」が全国の全所属長と課題を抽出・共有し、アクションのすり合わせ等を実施。
・本人希望や自己研鑽の状況を尊重した職務付与や異動配置を行う「マイキャリア運営」のもと、様々なキャリア支援メニュー(キャリア支援面談、1on1、興味ある分野 の業務体験等)を選択、活用できる機会を提供。

2. キヤノンマーケティングジャパン株式会社
退職時ヒアリングや年代別セミナーを通じた課題解決により、離職防止と信頼関係構築を推進し、評価への納得感向上を実現。
・若手の早期離職者増加を受け、従業員の退職時のヒアリングを実施し、分析・把握した課題をもとに、キャリア面談・年代別セミナー等のキャリア支援施策に反映させ、従業員のリテンションに貢献。
・目標管理面接とは別に部下と上司のキャリア面談の機会を設けることで信頼関係の構築を図り、ひいては人事評価に対しても高い納得度を得ている。キャリア支援施策について労働組合等との情報交換等を通じて品質向上に努めている。

これらの事例から、キャリア支援プログラムの成功には、従業員個々の状況に応じた柔軟な支援と、継続的な学びの場の提供が鍵となることがわかります。詳細は厚生労働省の公式サイトhttps://www.mhlw.go.jp/career-awardで確認できます。

キャリア形成 は、個人が自らの価値観や目標に基づき、成長を目指す主体的なプロセスです。その意義は、単なる仕事の成功に留まらず、人生全体の充実感や自己実現に繋がる点にあります。変化の激しい現代社会において、企業が従業員の キャリア形成 を支援する役割はますます重要です。従業員の自己理解を深めるワークショップやキャリア面談、学び直し(リスキリング)を支援する環境整備などは、成長を支える有効な施策です。こうした取り組みは、従業員の成長を促すだけでなく、企業全体の持続的な発展にも寄与します。また、私たちのミッション「自ら考え、学び、行動する人が活躍できる社会をつくる」は、プロティアンキャリアの概念と深く重なります。プロティアンキャリアが強調する主体性や柔軟性は、私たちが目指す「自ら考え、学び、行動できる人が活躍する社会」の実現そのものです。これからの企業は、従業員が自己の可能性を引き出せる環境を提供し、共に成長する存在であるべきだと考えます。私たちは、プロティアンキャリアの概念を実践し、企業と従業員が共に輝く社会づくりを目指しています。


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【コラム】人材育成のカギ!スキルマップの作り方と活用法

ヒューマンエナジーの「カスタマイズ研修」では、お客様が抱えている課題をお聞きし、目的や組織や人物像を理解して解決案を提示し、個別に研修を組み立てます。カスタマイズ研修には4つの特徴があります。「ビジョン反映型」「社会の変化に対応」「ワークショップ中心」「ゴールまで支援」の4つです。今回の内容では特に「学びと成長の機会を提供する」ことに力を入れており、従業員一人ひとりが自分の価値観や強み、キャリア目標を明確にするためのキャリアデザイン研修が好評です。これにより、従業員の主体性を促し、個々の キャリア形成 を支援します。具体的な研修内容や実施タイミングはお客様のニーズに応じて柔軟に対応いたします。企業の個別の課題をお聞きし、最適な研修やソリューションをご提案いたします。お気軽にお問い合わせください。

お客さまの目指す組織・求める人材像を把握した上で、経営ビジョンに沿った研修を実施します。

お客さまのお悩みを伺いながら、VUCA時代に激化する市場競争に対応できる人材と組織を開発します。

受講生同士のコミュニケーションを大切にしながら、互いの考えや気づきを共有することで相互理解を促します。

研修後も伴走し、目指す組織・求める人材像に向き合い続けます。


今回ご紹介した研修の振り返り・評価のサポートや、お客様の課題やご要望に応じて年単位・半年単位での組織変革・人材改革も支援いたします。
企業研修のことならヒューマンエナジーにお気軽にお問い合わせください。

株式会社ヒューマンエナジー
愛知県名古屋市中村区名駅2丁目36番2号 協和ビル604

052-541-5650
お急ぎの方はお電話ください(平日9:00~18:00)

企業研修 研修講師 ヒューマンエナジー堀里恵

株式会社ヒューマンエナジー
人材育成トレーナー、キャリアコンサルタント
堀 里恵(ほり りえ)


【資格】国家資格キャリアコンサルタント、両立支援コーディネーター基礎研修修了

1,000人以上の学生指導経験。就職活動対策講座を通して自信を持って活躍できるキャリアパスを醸成します。エンゲージメント向上研修では目指す組織・求める人材像をヒアリング。お客様と共にプランを作成します。

本ブログの著作権は執筆担当者名の表示の有無にかかわらず当社に帰属しております。

【セミナー動画】新人の定着率を高めるための内定者研修・新人研修のご提案 ~リテンションマネジメントによる、新人定着率向上の実践法~

【セミナー動画】新人の定着率を高めるための内定者研修・新人研修のご提案
       

概要

  • タイトル |新人の定着率を高めるための内定者研修・新人研修のご提案
          ~リテンションマネジメントによる、新人定着率向上の実践法~
  • コンテンツ|
    1.新人の3年以内の離職率とその背景
    2.新人の気持ちの変遷と採用側の対応の要点
      1)内定期  2)入社~1年目  3)2~3年目
    3.事例紹介
    4.質問コーナー

セミナー動画(約35分)

内容・特徴・得られる学び

少子高齢化が進行する中で、企業にとって人材確保とその定着はますます困難になっています。労働力不足が深刻化し、特に若手の離職率が高い現代において、採用コストをかけて入社した新人が早期に退職してしまうことは、企業にとって大きな損失です。厚生労働省の報告によれば、入社後3年以内に退職する新人の割合は30%を超えており、多くの企業がこの課題に直面しています。こうした状況を踏まえ、採用後の定着率向上は、単なる人材確保にとどまらず、事業の安定成長や競争力の維持に欠かせない要素となっています。

また、新人側の視点からも時代の変化によりキャリア観が変わっており、報酬や福利厚生の高さだけでなく、「自分が成長できる環境かどうか」「企業に共感できるか」といった要素も就職先を選ぶポイントとなっています。もはや終身雇用が前提とされない時代の中で、特に若手はキャリア形成を自ら選び、働く環境を主体的に決める必要があります。こうした状況で、入社から数年間での成長と定着を促す施策が求められています。

本セミナーでは、従業員の早期離職を防ぎ、長期的な成長と安定した職場定着を実現する「リテンションマネジメント」の実践法をご紹介いたします。リテンションマネジメントは単なる離職防止の施策ではなく、働きやすさや成長機会を提供することで、従業員一人ひとりの会社への愛着や信頼を育むための包括的なアプローチです。

今回は、特に新人の立場や成長のフェーズに応じた支援がどのように定着に結びつくかを解説します。入社から3年以内の新人を対象に、段階的なサポート方法に焦点を当てていきます。この時期は、職務や職場文化の理解が深まる反面、新しい環境や役割に不安を抱えやすい時期でもあります。会社側が適切にサポートすることにより、新人の成長意欲や組織への愛着を高め、長期的な定着を目指すことができると考えます。具体的には、以下の3つのフェーズに分けて、新人が抱える課題や不安、企業が取るべきアプローチを詳細に解説します。

貴重な人材である新人の定着・育成に関する計画を見直し、実践的なサポート体制の構築に向けたヒントを提供する一助として、ぜひご参加ください。

このような方におすすめ

  • 従業員の考える力を育成したいと考えている方
  • 利益追求型の組織を作りたいと考えている方
  • 組織の変化対応力をupするための企画を探されている方
  • 人事、研修企画、現場リーダなど、組織変革のけん引者

講師プロフィール

経営改善や投資ファンド系のコンサルティング会社を経て、2013年6月に株式会社こころみを設立。「コミュニケーション」と「高齢者・医療・介護系マーケティング」の専門家として数々のセミナー出演や執筆活動の他、大学院との共同研究や介護ロボットのAIによる会話エンジンの開発支援などにも携わっている。2022年、事業承継により㈱ヒューマンエナジー代表取締役に就任、経験を活かし講師としても精力的に活動中。


【無料セミナーご案内】12/11(水)AIキャリア研修のご紹介  ~AI時代におけるキャリア像を考える~

【無料セミナーご案内】12/11(水)AIキャリア研修のご紹介 
                 ~AI時代におけるキャリア像を考える~

無料セミナー 概要

  • タイトル| AIキャリア研修のご紹介 ~AI時代におけるキャリア像を考える~
  • 開催日時| 2024年12月11日 (水) 13:00 ~ 13:40(12:45~入室可能)
  • 参加費 | 無料
  • 視聴方法| Zoomオンライン配信
  • 申込方法| 下記セミナー詳細またはお申込みボタンから参加予約をお願いいたします

ご予約は、セミナー詳細画面の下部に表示されるボタン「チケットを申し込む」から必要事項を入力ください。送られてきたメールから、当日の「イベント参加」が可能です。

内容・特徴・得られる学び

AI技術の進化は、これまでの働き方やキャリア形成に劇的な変革をもたらしています。従来型の仕事が減少する一方、新しい仕事が生まれています。また、これまで想像もできなかったような働き方やキャリアの可能性が広がりつつあります。この変化の中で、特に組織で働く個人においては、自分が何をどう学習し、キャリアを形成すればよいのか、悩んでいるケースも多く見受けられます。組織においては、そうした個人に対してどのようなキャリアを提示し、教育・育成をどのように計画すればよいのか難しいという声も聞きます。こうした課題に対し、解決のヒントをお届けします。

本セミナーでは、まず「AI時代の到来」が私たちにどのような影響を与えているのか、社会的背景や最新の動向をもとに分かりやすく解説します。特に、第3次AIブームの流れを振り返りつつ、AIが職場やキャリアにどのような変化をもたらしているかを考察します。その後、具体的なキャリア形成の課題として、「なくなる仕事」「新しく生まれる仕事」、そして「これからも残る仕事」の違いを整理します。このような変化に直面している中、働き方や求められる能力がどのように進化しているのかについても詳しく解説します。

さらに、弊社が提供する「AIキャリア研修」の内容についても詳しくご紹介します。この研修は、AI時代において求められるスキルと考え方を学び、具体的なキャリア形成のステップを身につけることを目的としています。研修の特徴としては、AI技術に対応するための具体的な行動計画を策定するワークや、実際のキャリア構築の成功事例を交えた実践的なプログラムが含まれています。また、実際に研修を受講した方々からの声や、学びをどのように職場で活かしているのかといった実践例も紹介する予定です。

本セミナーにご参加いただくことで、以下の知識が得られます。

  • AI技術がキャリア形成に及ぼす具体的な影響
  • AI時代に求められる新しいスキルと働き方
  • 自分自身や社員のキャリア形成を考えるための視点
  • 組織としての対策や支援方法

未来のキャリア形成には、AI技術に対応するスキルや柔軟な思考が求められます。今この瞬間の行動が、未来のキャリアを大きく左右する時代です。本セミナーを通じて、変化の時代に適応し、成長するための道筋を一緒に探りませんか?皆さまのご参加を心よりお待ちしております。

■レジュメ
・AI時代の到来
・AI時代の到来によるキャリア環境の変化と影響
・組織はどのように対処すべきか
・研修内容のご紹介
・参加者の声から見る研修効果と実践例

このような方におすすめ

・社員のキャリア形成をサポートしたいと考える人事担当者様
・働き方改革やAIの活用を推進する立場にある管理職の方
・AI時代に適応するための学びや取り組みを模索している方

講師プロフィール

経営改善や投資ファンド系のコンサルティング会社を経て、2013年6月に株式会社こころみを設立。「コミュニケーション」と「高齢者・医療・介護系マーケティング」の専門家として数々のセミナー出演や執筆活動の他、大学院との共同研究や介護ロボットのAIによる会話エンジンの開発支援などにも携わっている。2022年、事業承継により㈱ヒューマンエナジー代表取締役に就任、経験を活かし講師としても精力的に活動中。

無料セミナー お申込み


【お知らせ】2024/12/1 名古屋本社 移転のご案内

名古屋本社 移転のご案内

お取引先様各位

拝啓 時下ますますご盛栄のこととお喜び申し上げます。
平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

さて、このたび株式会社ヒューマンエナジーは、2024年12月1日(日)より、下記の住所に移転することとなりました。
お手数をおかけしますが、新しい住所へのご変更をお願いいたします。なお、電話番号の変更はございません。

これを機に従業員一同さらに専心努力いたし ご期待にお応えする決意でございます。今後とも皆様のご支援ご指導を賜りますよう伏してお願い申し上げます。

敬具

2024年11月吉日

株式会社ヒューマンエナジー
代表取締役 神山晃男

【移転日】 2024年12月1日(日) 
【新住所】  〒451-0045 名古屋市西区名駅一丁目1番17号 名駅ダイヤメイテツビル11階
【電話番号】 052-541-5650(電話番号は変更ございません) 

以上

【無料セミナーご案内】11/19(火)新人の定着率を高めるための内定者・新人研修のご提案   ~リテンションマネジメントによる、新人定着率向上の実践法~

【無料セミナーご案内】11/19(火)新人の定着率を高めるための内定者・新人研修のご提案

無料セミナー 概要

  • タイトル| 新人の定着率を高めるための内定者研修・新人研修のご提案
           ~リテンションマネジメントによる、新人定着率向上の実践法~
  • 開催日時| 2024年11月19日 (火) 18:00 ~ 18:40(17:45~入室可能)
  • 参加費 | 無料
  • 視聴方法| Zoomオンライン配信
  • 申込方法| 下記セミナー詳細またはお申込みボタンから参加予約をお願いいたします

ご予約は、セミナー詳細画面の下部に表示されるボタン「チケットを申し込む」から必要事項を入力ください。送られてきたメールから、当日の「イベント参加」が可能です。

内容・特徴・得られる学び

少子高齢化が進行する中で、企業にとって人材確保とその定着はますます困難になっています。労働力不足が深刻化し、特に若手の離職率が高い現代において、採用コストをかけて入社した新人が早期に退職してしまうことは、企業にとって大きな損失です。厚生労働省の報告によれば、入社後3年以内に退職する新人の割合は30%を超えており、多くの企業がこの課題に直面しています。こうした状況を踏まえ、採用後の定着率向上は、単なる人材確保にとどまらず、事業の安定成長や競争力の維持に欠かせない要素となっています。

また、新人側の視点からも時代の変化によりキャリア観が変わっており、報酬や福利厚生の高さだけでなく、「自分が成長できる環境かどうか」「企業に共感できるか」といった要素も就職先を選ぶポイントとなっています。もはや終身雇用が前提とされない時代の中で、特に若手はキャリア形成を自ら選び、働く環境を主体的に決める必要があります。こうした状況で、入社から数年間での成長と定着を促す施策が求められています。

本セミナーでは、従業員の早期離職を防ぎ、長期的な成長と安定した職場定着を実現する「リテンションマネジメント」の実践法をご紹介いたします。リテンションマネジメントは単なる離職防止の施策ではなく、働きやすさや成長機会を提供することで、従業員一人ひとりの会社への愛着や信頼を育むための包括的なアプローチです。

今回は、特に新人の立場や成長のフェーズに応じた支援がどのように定着に結びつくかを解説します。入社から3年以内の新人を対象に、段階的なサポート方法に焦点を当てていきます。この時期は、職務や職場文化の理解が深まる反面、新しい環境や役割に不安を抱えやすい時期でもあります。会社側が適切にサポートすることにより、新人の成長意欲や組織への愛着を高め、長期的な定着を目指すことができると考えます。具体的には、以下の3つのフェーズに分けて、新人が抱える課題や不安、企業が取るべきアプローチを詳細に解説します。

貴重な人材である新人の定着・育成に関する計画を見直し、実践的なサポート体制の構築に向けたヒントを提供する一助として、ぜひご参加ください。

レジュメ
1)  新人の3年以内の離職率とその背景
2)  新人の気持ちの変遷と採用側の対応
  ①内定~入社  :内定者が自信をもって入社を迎えるために
  ②入社~1年目  :環境適応に対する様々な不安への対応
  ③2~3年目  :キャリアに対する疑問や成長実感の低下に対する対応
3)  事例紹介
4)  質問コーナー

このような方におすすめ

・企業の社員定着に課題を感じている方
・停滞する組織を変えていきたいと考えている方
・組織の変化対応力をupするための企画を探されている方
・人事、研修企画、現場リーダなど、組織変革のけん引者

講師プロフィール

経営改善や投資ファンド系のコンサルティング会社を経て、2013年6月に株式会社こころみを設立。「コミュニケーション」と「高齢者・医療・介護系マーケティング」の専門家として数々のセミナー出演や執筆活動の他、大学院との共同研究や介護ロボットのAIによる会話エンジンの開発支援などにも携わっている。2022年、事業承継により㈱ヒューマンエナジー代表取締役に就任、経験を活かし講師としても精力的に活動中。

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【コラム】新人社員の成長を加速!実務に直結する フォローアップ研修 とは|ビジネスを成功に導く人材育成

新入社員 フォローアップ研修

4月に新しい環境でスタートを切った新入社員も、半年が経過する頃には業務や職場に慣れ、自分の役割を理解しながら日々の業務に取り組んでいることでしょう。しかし、この時期になると、新たな課題が浮上し始めます。たとえば、職場や業務の現実とのギャップに気づいたり、社内メンバーとのコミュニケーションの取り方に悩むことが多くなるほか、モチベーションの低下や自己成長への焦りを感じやすくなります。その一方で、入社時の研修で培ったスキルが徐々に発揮され始める時期でもあります。 こうした状況に対処し、次のステップへ進むためには、適切なサポートが必要です。 フォローアップ研修 を通じて、これまでの経験を振り返り、業務遂行力やコミュニケーション力、自己管理力をさらに向上させることで、成長を加速させ、モチベーションを再燃させるきっかけを提供します。
今回は、 フォローアップ研修 の概要とその効果についてご紹介します。まず、 フォローアップ研修 の目的や、新入社員が抱える課題とニーズに触れ、研修を通じてどのようにサポートできるかを解説します。さらに、具体的な研修内容をご紹介し、実施に適した時期についても説明します。

半年程度の実務経験を経て、日常業務の中で感じる課題や悩みを共有し、それらの解決策を検討する場を設けることで、業務の効率化や改善に繋げます。また、個々の課題に対するフィードバックを受けることで、自分自身の改善点を理解し、今後の成長に活かす機会を提供します。

職場の人間関係や業務の進め方が見えてきた段階で、さらに効果的なコミュニケーション手法や、チームでの協力を深める方法を学ぶ機会を提供します。特に、部門間の連携や、チーム内での役割分担を効果的に行うための手法を学ぶことが重要です。

入社当初の高いモチベーションが徐々に低下することを防ぐため、今後のキャリアビジョンを明確にし、自身の成長を感じられる機会を提供します。新たな目標設定や、今後のキャリアステップに対する自信を持たせることで、モチベーションの再燃を促します。

フォローアップ研修 は、同時期に入社した社員同士が再び集まり、これまでの経験や学びを共有する場でもあります。これにより、同期のつながりを再確認し、今後の業務における相互サポートが期待できます。

新入社員がこの時期に感じる不安や悩みを早期に解決することで、離職防止につながります。 フォローアップ研修 は、会社が社員の成長を重視しているというメッセージを伝える機会でもあり、社員のエンゲージメントを高める意義があります。

新入社員は入社後半年の間で、職場のルールや日々の業務に少しずつ慣れてきます。最初の数か月は、基礎的なスキルの習得やチーム内での役割認識が中心でしたが、半年を迎える頃には、自分なりの仕事の進め方が定着しつつあります。この期間は、最初の目標を達成し、成長を感じやすい時期でもあります。

(1)職場適応の課題
半年経って職場に慣れたように見えても、まだ本当の意味での適応には至っていない新入社員も多くいます。例えば、上司や同僚との関係構築が思うようにいかず、コミュニケーションの取り方に悩むことがあります。また、企業文化やチーム内での暗黙のルールを理解するのに時間がかかる場合もあります。この「見えない壁」は、新入社員が自分自身を職場に完全にフィットさせるための大きな課題となります。

(2)業務理解のギャップ
業務の基本的な流れを理解しても、全体の仕組みやプロジェクトの大きな枠組みを把握することには時間がかかることがあります。特に、ビジネスの目的や成果にどう貢献するかといった大局的な視点を持つことは、入社半年の段階ではまだ十分にできていないケースが多いです。このギャップを埋めるためには、より深い業務理解を促す支援が必要です。

(1)モチベーションの変化
入社当初の高いモチベーションは、半年経つ頃には徐々に低下してくることがあります。最初の達成感や新鮮さが薄れてくる中で、次なる目標を見つけられない場合、業務に対する意欲が減退してしまうことも少なくありません。この時期には、新しいチャレンジやキャリアビジョンを明確にする機会を提供することが、モチベーションを再燃させるために重要です。

(2)ストレスの増加
半年という期間は、仕事のペースが加速し始め、成果が求められる時期でもあります。新人としての猶予期間が終わり、より大きな期待を感じるようになると、プレッシャーやストレスも増加します。また、自己成長に対する焦りや、人間関係に関する不安もストレスの要因となります。これに対処しないと、メンタルヘルスに影響が出る可能性もあります。

フォローアップ研修 は、新入社員がこれまでに学んできた知識やスキルを再確認し、日々の業務に定着させるための重要な機会です。入社後の実務を通じて得た経験を踏まえながら、研修で習得した内容を再度確認することで、知識がより深く定着し、スキルの実践力も高まります。また、研修を受けた当時には理解しきれなかった部分も、この時期に改めて学び直すことで、より実務に直結した形で身に付きます。

入社から半年経過した時点では、最初のモチベーションが低下している社員も少なくありません。 フォローアップ研修 では、これまでの成長を振り返るとともに、新たな目標を設定し、モチベーションを再確認することができます。自身の成果や成長を見直し、今後のキャリアビジョンを明確にすることで、仕事に対する意欲が高まり、持続的な成長を促進します。特に、このタイミングでの研修は、新たな刺激を提供し、業務に対する再チャレンジの機会を与えることができます。

実務経験が積まれた段階での フォローアップ研修 は、業務の改善や効率化にもつながります。新入社員は、入社後の現場で感じた業務の課題や効率化のポイントを研修で共有し、解決策を見出すことが可能です。また、他の新入社員との情報共有やフィードバックを通じて、自身の業務の進め方を見直し、改善する機会が得られます。このようにして、研修で得た学びを活かすことで、より効果的な業務プロセスを構築し、生産性向上に貢献することができます。

フォローアップ研修 では、現場での課題をシミュレーションし、解決策を実践的に学ぶためにロールプレイやケーススタディを取り入れます。これにより、現実の業務で直面する問題に対処するスキルを強化し、自信を持って業務に取り組めるようになります。例えば、クライアントとの対応や上司への報告・連絡・相談の場面をロールプレイで練習し、フィードバックを受けることで、具体的なスキルの向上が図れます。

業務における「コスト」「納期」「品質」「協働」といった要素を意識しながら、チームで成果物を作成するシミュレーション型のワークを実施します。このワークでは、限られた時間内に各チームが役割分担をし、効率的に業務を進める能力が試されます。目的は、制約条件の中でいかに最大の成果を出すかを学ぶことです。
過去の研修では、参加者はスピード感を持って取り組んだものの、品質意識が不足し、時間管理やリソース(仕入れ)の最適化に課題が見られました。このワークでは、限られた条件下で「スピード」と「品質」を両立し、効率的なリソース管理を意識しながらパフォーマンスを最大化する力を身につけることが求められます。チームとして協力し、複数の要素をバランスよく意識することで、実務に活かせる学びが得られるのがこのワークの特徴です。

職場でのストレスに対処するための具体的な方法と、モチベーションを維持し続けるための実践的なスキルを学びます。たとえば、自己管理のポイントや、日々の業務にポジティブな視点を取り入れる方法など、明日から実践できる内容を習得することで、ストレスを緩和し、持続的な成長につながる習慣を身につけられるようにします。

入社後半年という時期に フォローアップ研修 を行うのには、いくつかの理由がありますが、必ずしもこの時期に限定されるものではありません。遅れて実施しても効果を得ることは可能ですが、以下の理由から半年後が効果的とされています。

(1)業務への適応が完了する時期
入社してから半年も経つと、新入社員は基本的な業務や職場環境に慣れ、日々の業務を自立して進められるようになります。このタイミングは、基礎的なスキルが安定してきた頃なので、より高度なスキルを学ぶ準備が整います。研修によって、応用力や課題解決力を向上させることができます。

(2)成長の停滞を防ぐため
初めの数か月は学ぶことが多く、成長のスピードも速いですが、半年ほど経つと業務がルーチン化し、学びのペースが落ちる時期です。フォローアップ研修は、この「成長の停滞期」に再び成長を加速させ、次のステップに進むための刺激を与える役割を果たします。

(3)モチベーション低下の防止
半年を過ぎると、新入社員は仕事に慣れる一方で、当初のモチベーションが下がることも多いです。また、自分の成長や成果が見えにくくなることから、自己評価が低くなりがちです。この時期に研修を行うことで、再び目標を明確にし、モチベーションの再燃を図ることができます。

(4)職場や同僚との関係性が安定する時期
半年程度で、同僚や上司との関係が形成され、チームの中での役割が少しずつ明確になります。このタイミングで、コミュニケーション力やチームワークをさらに向上させる研修を行うと、より一層のパフォーマンス向上が期待できます。

半年を過ぎてから フォローアップ研修 を実施しても、もちろん効果を得ることは可能です。実際には、次のようなタイミングでも有効です。

(1)1年目の総括として
1年目の終わりに総括的な研修を行い、1年間で得た経験を振り返り、さらなる目標設定を行う機会にするのも有効です。この場合、入社後の1年間を総合的に見直し、長期的なキャリア形成の基礎を築くことができます。

(2)部署異動や新しいプロジェクト開始のタイミング
業務内容や役割に大きな変化があった際、 フォローアップ研修 を行うことで、変化に対応するためのスキルや心構えを学び、適応力を高めることができます。

遅れて実施する場合、以下の点に留意する必要があります。
・成長の停滞が長引く可能性
適切なタイミングで支援がないと、社員が自発的に成長する機会が減少し、モチベーションの低下やスキルの停滞が長期化するリスクがあります。
・離職率の上昇
モチベーションの低下や不安を抱えたまま放置すると、離職につながることがあります。特に半年から1年の間は離職率が高くなる傾向があるため、早めのフォローが効果的です。


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【コラム】入社前から始まる人材育成: 内定者フォロー と研修のポイント|ビジネスを成功に導く人材育成

【コラム】 新入社員が組織に対応するための準備 は出来ていますか?|ビジネスを成功に導く人材育成

新入社員が持続的に成長し、組織に適応するためには、研修後も継続的なサポートが不可欠です。入社直後だけでなく、半年や1年といった節目でのフォローアップを行うことで、個々の成長を支え、業務における課題解決やスキルの強化を促進できます。定期的なサポートは、モチベーションの維持にもつながり、職場でのパフォーマンス向上に寄与します。 フォローアップ研修 は、新入社員が直面する課題を再確認し、改善策を学ぶ絶好の機会です。知識やスキルの定着を図るとともに、業務の進め方やチームでの協力を学ぶことで、職場への適応をスムーズに進めることができます。こうした研修を通じて、新入社員の職場定着率が向上し、組織全体の生産性も高まるでしょう。

ヒューマンエナジーの「カスタマイズ研修」では、お客様が抱えている課題をお聞きし、目的や組織や人物像を理解して解決案を提示し、個別に研修を組み立てます。カスタマイズ研修には4つの特徴があります。「ビジョン反映型」「社会の変化に対応」「ワークショップ中心」「ゴールまで支援」の4つです。今回の内容では特に研修はワークショップ中心で進めます。現場での課題をシミュレーションしながら、ロールプレイやケーススタディを多く取り入れています。これにより、現実の業務で直面する問題に対処するスキルを実践的に学び、自信を持って業務に取り組むことができるようになります。 また、研修では、受講者が入社後の半年間を客観的に振り返る機会を提供します。さらに、研修後、現場に戻ってからも「再び頑張ろう!」というモチベーションを維持できるような支援を行います。 研修内容や実施タイミングはお客様のニーズに応じて柔軟に対応いたします。企業の個別の課題をお聞きし、最適な研修やソリューションをご提案いたします。お気軽にお問い合わせください。

お客さまの目指す組織・求める人材像を把握した上で、経営ビジョンに沿った研修を実施します。

お客さまのお悩みを伺いながら、VUCA時代に激化する市場競争に対応できる人材と組織を開発します。

受講生同士のコミュニケーションを大切にしながら、互いの考えや気づきを共有することで相互理解を促します。

研修後も伴走し、目指す組織・求める人材像に向き合い続けます。


今回ご紹介した研修の振り返り・評価のサポートや、お客様の課題やご要望に応じて年単位・半年単位での組織変革・人材改革も支援いたします。
企業研修のことならヒューマンエナジーにお気軽にお問い合わせください。

株式会社ヒューマンエナジー
愛知県名古屋市中村区名駅2丁目36番2号 協和ビル604

052-541-5650
お急ぎの方はお電話ください(平日9:00~18:00)

企業研修 研修講師 ヒューマンエナジー堀里恵

株式会社ヒューマンエナジー
人材育成トレーナー、キャリアコンサルタント
堀 里恵(ほり りえ)


【資格】国家資格キャリアコンサルタント、両立支援コーディネーター基礎研修修了

1,000人以上の学生指導経験。就職活動対策講座を通して自信を持って活躍できるキャリアパスを醸成します。エンゲージメント向上研修では目指す組織・求める人材像をヒアリング。お客様と共にプランを作成します。

本ブログの著作権は執筆担当者名の表示の有無にかかわらず当社に帰属しております。

【セミナー動画】組織の持続的成長のカギ 思考力強化研修のご紹介 ~変化に強い人材育成を目指す~

【セミナー動画】組織の持続的成長のカギ 思考力強化研修のご紹介

概要

  • タイトル |組織の持続的成長のカギ 思考力強化研修のご紹介 
          ~変化に強い人材育成を目指す~
  • コンテンツ|
    1. 今、ビジネス環境で必要とされる思考力とは
    2. 事例紹介

セミナー動画(約35分)

内容・特徴・得られる学び

ビジネスの世界は、かつてないスピードで変化しています。技術革新の加速、グローバル化、AI導入による自動化の進展など、急速に変化する環境に適応することが求められる時代です。このような状況下で、企業が「組織としての競争力」を維持し、「持続的に成長」するためには、「柔軟な創造力」と「自己判断力」を持った人材の育成が欠かせません。その基盤となるスキルとして、先月お伝えした「コミュニケーション力」と「思考力」の強化が挙げられます。今回は、特に「思考力」に注目してご紹介いたします。VUCA時代の到来により、「思考力」にも新たなアプローチが必要になっています。一体、どのような変化が求められているのでしょうか。

従来、経済や社会の変化は比較的緩やかで、問題の原因と結果が明確に結びつくケースが多く見られました。そのため、過去の成功パターンや実績に基づいた思考が有効で、問題解決も既存のフレームワークや手法で対応可能でした。計画・実行力、そして論理的思考が特に重視され、効率性や安定性の追求が組織運営の中心でした。このような背景から、企業の経営スタイルは「トップダウン型」が主流となり、経験者や経営陣による意思決定を現場が確実に実行する形が一般的だったのです。

しかし、VUCA時代とは、変化のスピードや不確実性が高まる「予測困難な時代」です。このような環境では、従来の手法だけでは対処できないケースが増え、従来のロジカルシンキングに加え、アダプティブ(柔軟な適応力)でクリエイティブ(創造的)な発想が求められています。多様で複雑な問題に対処するには、従来の領域を越えたコラボレーションや異なる価値観の受容が不可欠です。したがって、他者との連携や明確なコミュニケーションにより、情報を簡潔かつ明瞭に整理する能力が必要となり、俯瞰力、メタ認知力、クリティカルシンキング(批判的思考)なども非常に重要なスキルとなってきています。

新たな知識やスキルを取り入れ、創造的な発想で問題に取り組み、多様な協働体と共に挑戦し続ける高度な思考力こそが、今後のビジネス成功の鍵となります。また、こうした思考力を持つ「現場の従業員」が、新たな顧客ニーズに即応し続けることが、企業の競争力を押し上げる要因となるのです。もはやリーダーだけでなく、現場のすべてのメンバーがこの柔軟な思考力を高めることが不可欠といえるでしょう。

本セミナーでは、現代における「思考力強化」の重要性を再認識いただくとともに、どのようなスキルやアプローチが現代の企業に求められているのかを具体的に解説いたします。企業の人事担当者様にとって、強固な人材育成プランを構築する一助となれば幸いです。

このような方におすすめ

  • 従業員の考える力を育成したいと考えている方
  • 利益追求型の組織を作りたいと考えている方
  • 組織の変化対応力をupするための企画を探されている方
  • 人事、研修企画、現場リーダなど、組織変革のけん引者

講師プロフィール

経営改善や投資ファンド系のコンサルティング会社を経て、2013年6月に株式会社こころみを設立。「コミュニケーション」と「高齢者・医療・介護系マーケティング」の専門家として数々のセミナー出演や執筆活動の他、大学院との共同研究や介護ロボットのAIによる会話エンジンの開発支援などにも携わっている。2022年、事業承継により㈱ヒューマンエナジー代表取締役に就任、経験を活かし講師としても精力的に活動中。