講師インタビュー | 刈本 香緒莉

講師インタビュー

経歴

刈本 香緒莉
株式会社ヒューマンエナジー組織開発・人材育成講師
研修コーディネーター
中部地区地方銀行で現場業務に従事後、社内の人材育成に携わり若手・新人研修の講師と担当。               現在は経営課題に則した人材育成計画を企業様と一緒に企画し、継続的な成長支援に努める。2004年より講師として積み上げてきた構成力や再現性の高いトレーニングに加え、状況に応じた指導・助言フィードバックまで総括的に提案している。


・株式会社リンクエナジー代表取締役

研修実績

  • リーダーシップ研修
  • コミュニケーション研修
  • 交渉力研修
  • ロジカルシンキング研修
  • ファシリテーション研修
  • ティーチング、コーチング研修
  • マネジメント研修
  • 社会人基礎力向上研修 など

大切にしている言葉

感謝・ありがとう

インタビュアー

株式会社ヒューマンエナジー 研修コーディネーター 久野 未里
株式会社ヒューマンエナジー トレーニング資料企画スペシャリスト 河地 千代子

常に求められるリーダーシップ研修・コミュニケーション研修        

久野 本日は、第三回目の講師インタビューということで刈本さんにお話を伺わせていただきます。どうぞよろしくお願いします。刈本さんは講師歴20年以上になるということですが、得意とする研修を教えていただけますか。

刈本 得意分野はこれ、という特別な意識はしていませんが、リーダーシップ研修やコミュニケーション研修は、回数を多くやらせていただいております。

久野 リーダーシップ研修やコミュニケーション研修は、どんな時代も常に企業に求められる研修ということでしょうか。

刈本 そうですね。本質的なところはそれほど変わりませんが、時代の流れに沿って事例を変えたり、伝え方を変えたりしています。

久野 具体的に工夫している点を教えてください。

「参加型」で考えを深め、ポジティブ思考へ導く

刈本 とにかく「参加型」にすることを意識しています。講義だけ進めるのではなく、個人で考えたらすぐに他のメンバーと共有したり、グループディスカッションを取り入れたり、進め方に動きを出して、単調にならないようにしています。                       また、ネガティブな表現はできるだけ避け、肯定的な言葉を選ぶようにしています。良いところは積極的にフィードバックしますし、注意が必要な場面でも全体がポジティブに物事を捉えることができるように導くこと意識しています。個別に注意するということは避け、相手を傷つけつけずに改善につなげられるよう、常に気を配っています。

久野 同じテーマの研修でも、参加者や企業様よってアプローチを変えることはありますか。

刈本 はい。ウォーミングアップ段階での参加者の雰囲気によって「今日はどう進めていこうか」と構築をしていきます。その後はワークを通じて空気を掴み、状況に合わせて柔軟にアプロ―チを変えていきますね。

久野 ありがとうございます。研修はいつも100点で終えられることばかりではないかと思うのですが、「うまくいった研修」と「うまくいかなかった研修」の違いはありますか? その理由はどういうことだと思われますか?

刈本 うまくいかなかったときは、受講者が講師主導を強く感じた時ですね。逆に受講者とのコミュニケーションを大切にし、状況判断が適切な時は講義の受講姿勢も良く、成果物や振り返りの内容も充実していました。反応が薄い、ワークが進まないといった場面は、やはり自分の伝え方や関わり方を見直すきっかけになります。

個人の成長は組織の成長につながる

久野 講師としての信念やポリシーは何でしょうか。

刈本 研修を通して、経営課題を良い方向に展開していきたいと思っています。個人の成長は組織の成長につながる。その意識を強く持って取り組んでいます。あくまでも「相手が主役」です。

久野 それらを踏まえて、研修の場づくりで意識されていることはありますか。

刈本 やはり「安心できる場」であることが大切だと考えています。自然と相手を認めたり、答えやすいように少しアドバイスを添えたり、そうした心配りを常に意識しています。

久野 ありがとうございます。これまで20年間研修をされてきた中で、特に印象に残っていることはありますか。

刈本 やはり研修後に「勉強になった」「考え方が楽になった」と言っていただけることが嬉しいですね。またその後「職場で行動が変わった」といったことを伺えると、もっと嬉しいです。 例えばコミュニケーションが苦手だった人が自然と話せるようになったり、リーダーシップを取れるようになったりです。もちろん研修だけの成果ではありませんが、きっかけになれたと感じられることは喜びです。

久野 受講者にとって、研修はどのような価値があると思われますか。

刈本 新しい視点を得ることだと思います。視界が広がるだけで、自分の存在意義や貢献を実感できるようになります。学んだことを現場で実践し、自分の強みを伸ばしてもらえる。それによって「成長している」「必要とされている」と感じられるのは、とても大きいですね。

世代や背景が変わっても、本質は変わらない

久野 講師としてのご自身の成長についてはどのようにお考えでしょうか。

刈本 講師という仕事は楽しいですね。教える立場に見えますが、実際は常に学び続ける必要がある仕事です。だから自分自身も成長できるのだと思います。

河地 最初の頃は大変だったのではないでしょうか。

刈本 そうですね。最初は加藤講師に教わったことをそのままやっていました。でも表面的ではだめだと気づき、宗教・哲学・歴史といったリベラルアーツに触れ、現代の課題と結びつけることを意識するようになりました。今では古典を読むことも習慣にしています。

久野 長く講師を続ける中で、ご自身の価値観が変わったことはありますか。

刈本 はい。常に謙虚でいなければならないと思うようになりました。人としての立場は同じで、違うのは役割だけ。そう心に留めています。

河地 世代や背景が変わっても、伝える本質は変わらないということですね。

刈本 その通りです。本質は変わらない。ただ、伝え方を工夫するのが私たちの役割ですね。

久野 今後、取り入れたい新しいテーマや手法はありますか。

刈本 リーダーシップ理論は「文脈」によって異なると思っています。状況に応じて臨機応変に対応できることが重要です。そのためには、引き出しを増やすために多様な理論を知り、伝え方を工夫し続けたいですね。

久野 研修以外で、ご自身を成長させるために取り組まれていることはありますか?

刈本 日常の生活をきちんとやることです。掃除や料理など、当たり前のことを当たり前にすることが自分を整えることにつながると考えています。また、読書や人との出会いも大切にしています。いろいろな価値観に触れることで学びが深まりますし、親しい人に対しても礼儀を忘れないように心がけています。

久野 講師として活躍するために大切にしている習慣はありますか。

刈本 体力と健康を維持することですね。ウォーキングは欠かせません。天気がいい朝は週に2~5日ほど歩いています。ご先祖様を思い浮かべて「ありがとう」と心の中でつぶやく、感謝の時間でもあります。自分と向き合える大切な習慣ですね。また、読書も欠かせないと思っています。月に3冊程度は読むようにしています。

久野 ありがとうございます。では最後に、これから研修を受けるかたへメッセージをお願いします。

刈本 まずは受けてみて欲しいです。中には「どうしてこんな研修に参加しなければならないのか?」と感じるかたもいらっしゃると思いますが、受けてみると視界が変わります。アリストテレスの言葉に「教育とは知識を与えることではなく、視界を変えること」というものがありますが、本当にその通りだと思います。

久野・河地 本日はいろいろお話を聞かせていただき、ありがとうございました。

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